神武東征じんむとうせい10
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伊波礼毘古命の軍勢は北方の登美へと進みます。
兄の五瀬命の命を奪った那賀須泥毘古(ながす
ねひこ)に決戦を挑むために。戦いが始まる
運命の時に、伊波礼毘古命は兵士たちを鼓舞
する(励ます、士気を高める)ために和歌
を歌います。
①『みつみつし 久米の子等が 垣下に 植えし椒
口ひひく 吾は忘れ地 撃ちて止まむ』
②『神風の 伊勢の海の 生石に 這ひもとほろふ
細螺の い這ひもとほり 撃ろて止まむ』
③『楯並めて 伊那佐の山の 木の間よも い行きま
もらひ 戦へば 吾はや飢ぬ 島つ鳥 鵜養が伴
今助けに来ね』
①語訳、久米部のものたち、垣根に植えた山椒の実
は辛くて口が痺れる、その痺れなかなか取れないように私も敵から受けた痛みは忘れない、さぁ打ち倒そう。
②語訳、伊勢の海の石に這う巻貝のように敵の周りを這い回って、打ち倒そう』
③語訳『伊那佐の山の木の間を通って見守っていたらおなかが空いた鵜養部(うかいべ)たちは助けにきてくれ』
※『みつみつし』は賑やかとか勢いとかの意『神風の』
は強風で知られる伊勢の海の枕詞『盾並めて』盾を
並べて迎え撃つという意味。③は師木の戦いで
兄師木と弟師木を破ったこの戦いが長引き
伊波礼毘古命の軍勢が疲れてしまった。
その時に食料を調達する役目を持った鵜養(うかい)
の役人に向けて和歌を歌ったもの
この和歌を聞いた伊波礼毘古命の軍勢は敵に向かっていき須泥毘古の軍勢を包囲して完勝しました。
皇宮神社(こうぐうじんじゃ)
・神武天皇宮崎の宮の皇居跡と顕彰されている
・宮崎神宮の元宮
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宮崎県宮崎市下北方町横小路
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最寄り駅からのアクセス JR宮崎神宮駅より車で約5分
最寄ICからのアクセス 宮崎ICより宮崎市街地方面に約8km
県立平和台公園
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宮崎県宮崎市下北方町越ヶ迫6146
http://h.park-miyazaki.jp/note/event.php
公共交通機関
宮崎駅東口より平和台公園行きに乗って約30分。
終点の平和台公園下車。
タクシーの場合
宮崎駅からは約20分。