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天照大神と須佐之男命
姉の天照大御神と月読命は父、伊邪那岐命の命じたと
おり高天原と夜の国を治めました。ところが須佐之
男命だけは父の言いつけを守ろうとしませんでし
た。立派な顎髭(あごひげ)が胸の前まで届くほど
になっても泣き喚いている様な状態でした。須
佐之男命の泣き声は実に騒々しく激しく泣く
ので緑の山が枯れて、河、海の水が干上がってしまう
ほどです。そのために静かだった邪神が勢いよく騒
ぎはじめ、その声が夏のハエのように辺りに満ちて
地上に災いを広めました。父、伊邪那岐命は須佐
之男命が激しく泣くたびに叱責されました。伊邪
那岐命は須佐之男命に尋ねました、『なぜそなた
はいつも泣いてばかりなのだ!?』すると須佐之男命
は『亡き母のいる堅州国(かたすくに)[=黄泉の国]
へ参りたいのです』と答えました。それを聞いた
伊邪那岐命は激怒し、ついに『ならばそなたは
この国に住むべからず!!』と言い放ってし
まうのです。伊邪那岐命はまもなく近江の
国の多賀で亡くなりました、多賀大社で祭られていま
す。須佐之男命は『母の許参る前に姉(天照大神)に
会ってから堅州国へ行こう』と言い高天原へと登
っていきました。すると山や河が次第に大きく
震えだしました。この音を聞いた天照大御神
は驚き『弟が登ってくる理由は善良な心か
らではない、高天原を奪おうと思ってのこと』と言い、
天照大御神は直ちに戦仕度を始めました。髪を解き
動きやすいように束ねて、美豆良(まげ)を結びま
す。男性用の衣褌を着用、両方の手には魔除け
の勾玉を貫ねた八尺の玉の緒巻きつけました
。さらに背には千本の矢を靫(ゆき)[=木
製または革で作った矢入れ]を背負い脇には五百本の
矢が入る靫(ゆき)を抱え肘には鞆(とも)[=皮製の
弓弦が当たるのを防ぐ防具]を付けて、弓を振り
上げて両足が地面にめり込みほどに踏み込み
ました。天照大御神の足許の固い土が粉雪
のように舞い上がりました。
大御神社おおみじんじゃ 日向のお伊勢さま
・万徳円満
http://www.oomijinja.jp
http://miyazaki.daa.jp/
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http://miyazaki.daa.jp/
宮崎県日向市大字日知屋1
https://www.google.com/maps/@32.41099,131.649108,16z?hl=ja-JP
最寄ICからのアクセス 日向ICより約6km
最寄駅からのアクセス 日向市駅よりタクシーで約10分
駐車場 有り 100台
米の山
宮崎県日向市日知屋686-159
・日向市内が一望でき夜景のスポットとしても有名
・日向灘の眺めがすばらしい
http://www.hyuga.or.jp/kanko/view/15
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