仁徳天皇21
仁徳天皇は豊楽(とよあかり=宴会)を開こうと思い
日女島(ひめしま)まで出掛けました、この豊楽の席
に一羽の雁(ガン)が飛んできて卵を産みました、天
皇は長寿の知恵者で大臣という最高の地位にあっ
た建内宿禰に和歌を詠んで問いました。
『 聡(さと)き家臣の 大臣(おおおみ)どのよ
知恵に溢れた 老臣よ 山を巡らす
大和の国に 雁が子を産む 理由(ワケ)いかに』
天皇は和歌を詠んで雁が卵を産んだことの吉凶を尋
ねると建内宿禰は和歌で答えました。
『 天に輝く 日の御子さまよ よくぞお尋ね
くだされた 長く生きたが 大和の国で
雁が子を産む 例えなし 』
このあとで建内宿禰は琴を借り受け曲を奏でながら
和歌を歌いました。
『 聡き日の御子 天皇(すめらみ)さまよ
雁の卵は 良き知らせ
千代に八千代に
大君さまが 国を治むる 験(しるし)なり』
この時の和歌は宮中の祝事の時の歌として伝えらま
した。
赤地神社
宮崎県東諸県郡国富町大字木脇
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最寄ICからのアクセス 西都ICより車で約25分
最寄駅からのアクセス JR宮崎神宮駅より車で約25分
国富町へのアクセス
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法華嶽薬師寺ほっけきょうやくしじ
法華嶽薬師寺は、越後の米山薬師(新潟県)、三河の鳳来寺(愛知県)と並び日本三薬師のひとつとして数えられています。山頂にひとりの高僧が御堂を建て、薬師如来像を安置し、金峰山長喜院と呼んだのが始まりといわれています。
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諏訪神社大祭すわじんじゃたいさい
バラ太鼓の勇壮な踊りで奉納される『バラ太鼓踊り』は県指定無形民族文化財に指定されています、赤いのぼりが境内の森と泉に映えます。
8月29日(土) 11:00~21:30予定
諏訪神社境内で行われます。
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釈迦ヶ岳しゃかがだけ
九州山地最南部にあたる山の一つで法華嶽薬師寺建立の際、山頂に釈迦尊像を安置したという言い伝えに由来します。
頂上の眺望はすばらしく、宮崎平野を一望でき、その向こうには太平洋の海原が輝きを放っており、南に霧島、北に尾鈴連山、西には九州山脈の山々が展開します。
釈迦ヶ岳の位置
マップ
釈迦ヶ岳登山道入り口
マップ