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宮崎県西都市 石貫神社 [日向神話]

鬼の窟古墳おにのいわやこふん2


岩屋を積み上げ完成し安心したのか鬼は疲れて


眠ってしまいました。すっかり完成


して傍らで眠っている鬼を見て


大山津見は仰天します


が落ち着きを取り戻す


と一計を案じます。しばらくして夜が明けると


鬼が目を覚ましました、すると完成した


はずの岩屋の大きな石が一枚だけ


足りません。訝しむ鬼でしたが


石を探している余裕


もありませんそこへ大山津見が現れました。岩屋


の状況を確認した大山津見は突き放す


ように鬼の申し出を断りました。


『未完成の岩屋ではのぅ~、


残念じゃが姫をそなたの下へ


やるわけには参らぬ』と。


消えた岩屋の大きな石は何処へいってしまった


のでしょうか。実は大山津見が鬼が


目覚めぬうちに抜き取って遠く


へ放り投げていたのです。


石貫神社
石貫神社.jpg
所在地 宮崎県西都市大字三宅

駐車場 駐車場又は駐車スペース有

アクセス・所要時間 市役所から車で約5分


宮崎県西都市 西都原古墳群 鬼の窟古墳 [日向神話]

 鬼の窟古墳おにのいわやこふん


昔、西都原には力自慢の鬼が住んでいてそんな


鬼も思い通りにならぬことがあった、


それは嫁がいないことでした。


ある日鬼は美しい娘、


木花佐久夜姫を


見初めると父である大山津見を訪ね『どうか


姫を嫁に!』とお願いしました。大山


津見は快諾しかわりに鬼に


条件を出しました。


大切な姫を鬼のもとへ嫁がせる気など毛頭


なかった大山津見ですがとんでもない


条件を出すのです。『夜明けまでに


岩屋を造ることができたなら


姫を嫁がせようぞ』と


いい鬼を納得させるのです。何にせよ力自慢の


鬼ですからたった一晩のうちにあれよ


あれよという間に大きな石を


積み上げ岩屋を完成させて


しまったのです。岩屋が完成し安心したのか


鬼はその場で眠りこけてしまいました。


史跡指定 国指定特別史跡 西都原古墳群 昭和27年3月29日指定
418.jpg
所在地 宮崎県西都市大字三宅西都原

駐車場 駐車場又は駐車スペース有

アクセス・所要時間 市役所から車で約5分

問い合わせ先 県立西都原考古博物館(0983)41-0041

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